hughes & kettner switchblade 100のリペアです。
製造から8年が経過し初めてのリペアとなります。
サウンドはクリーン、クランチ、ヘビー、ウルトラゲインの4CHをMIDIで操作できる優れものです。
パワー部が強力で凄くでかい音が鳴らせます。
プリ部は12AX7が2本でICと合わせサウンドをコントロールさせています。
FXモジュールも搭載されていて、これ一台で完結のmodelとなっています。
現在BIRTH MARKのリードボーカル布施氏のメイン機材としてパワーアンプ部のみ使用されています。
プリ部はRocktronのカメレオンです。
非常に整理された美しい回路内で良質の部品を使用しているのが伺えました。最近はあまり中古市場でも見かけませんが、一時期投げ売りされていたアンプです。
その原因はMIDIが一つの要因です。他の機材もそうなのですが、ツマミの強弱で簡単に操作できないのがネックなのです。もう一つはプリ部の好みです。
どうしても冷たい硬いサウンドになるのは仕方ありません。
先程にも記載しましたが布施氏はプリ部にカメレオン、FXリターンを使いパワー部にこのswitchblade100を使用し上質なヘビメタサウンドに仕上げています。
以前はVELOCITY300を使用していましたが、やはり真空管とソリッドステートの音質の違いが良く分かるそうです。
BIRTH MARKのLIVEの際は布施氏のサウンドに是非ご注目を!