真空管ギターアンプユーザーでメンテンナンス経験が一度もないという方も結構いらっしゃいます。そこで簡単にできる目視チェックをお伝えします。今回はプリ管になります。
プリ管を真横から比較しました。左の管の底の部分が黒く変色しています。よく観察しますと脚も黒く変色しているのが分かります。
実際に底から見ますとこんな感じになります。右は半透明なガラス管から脚が出ている感じですが、左は付け根が変色しているのが分かります。
こちらのプリ管は分かりにくいのですが、上部が焼けて変色しているのが分かります。左は真ん中に横に伸びている焼け跡です。右は左側に縦に焼けているのが分かります。
こちらはすぐに分かるほどの変色です。右が正常で左が不良管です。
こちらは左側の底が変色しています。脚の付け根が黒丸になって見えます。
こちらは先程と同様に左の管の焼けが確認できます。
皆さんいかがでしたでしょうか。
プリ管は極度にゲインを上げる管へ交換しなければご自身で交換できる部品です。
修理に出される前に必ずチェックをお勧めいたします♪
但し電源は絶対に切って、冷めた状態で!
次回はパワー管をお伝えします。