ENGL TYPE 620真空管ギタープリアンプです。
クリーンとREADの2CH仕様の1UラックマウントTYPEになります。
READチェンネル使用時にノイズが多く正常なサウンドにならないという事です。
正常なサウンドにならないのはLEADチェンネルのプリ管です。でもここまで不良化しているのは他にも要因があります。
実はラックマウントタイプは熱がこもりやすく高温になりやすい部品が劣化します。
特に今回のようにPCBに直接マウントしてあるトランスは気を付けなければなりません。
熱暴走が始まりますとトランスの焼損も少なくありません。
今回はキャパシターも新品に交換し万全を期すリペアを行いました。
因みにクリーンチャンネルにはECC83は使えませでした。
クリーンには12AX7(1本)、,LEADにはECC83(2本)という組み合わせが良かったです。
という事でランダムスターで試奏チェック!
まずはクリーンCHですが、トゥルーバイパスではなく真空管を通った倍音が含まれた美味しいサウンドです。
LEADチャンネルはザクザクサウンドがヘビーメタルを演出します。
様々なコントロールでいろいろなサウンドメイキングが出来ますが、曲調の早い曲で進化を発揮しそうです。
勿論パワーアンプがEL34仕様と6L6Gでニュアンスも変わりますので、両方お持ちの方は是非試していただきたいです。