滋賀県のオーナー様よりご依頼を承りました。
Fender mexicoのストラトキャスターです。
都内の楽器店をご友人と探索しながら違いを見つけられました一本です。
同じスペックのギターを試し引きされました結果、この一本だけが次元の異なるサウンドとの事。
更にハイエンドギターも試奏されましたが・・・
こちらが明らかに違うサウンドという事での購入です。
外観は気にされないとの事でしたが、美しいアルダーの木目が目立ちます。
私も経験がありますが、アルダーの当たりはずれはあります。
鳴る鳴らないの話ですが、私の経験から申しまして鳴らないギターは経年でも鳴りません。
20代の頃鳴ならせるために4発キャビの前で爆音弾きをどれだけした事か・・・
という事で話は本題にもどります。
5,6弦のビビリが気になるというご依頼です。
工房にて実際に試奏しましたが、クリーン~クランチtoneで弦のビリツキがあります。
ビビリを狙う方もいらっしゃいますが、明らかにクリーンでは邪魔なノイズです。
もう一点試奏段階でホワイトノイズが目立ちます。
当初ナット交換のみの予定でしたが、ノイズ処理も追加になりました。
内部を確認しますと、導電塗料のみならずピックガード処理も一部のアルミ箔処理では面積が少ないです。
曲調がハードヘビーであればこのくらいで抑える事もありますが、後はオーナー様とご相談です。
電装パーツは良質なものを使用されていますので現状維持で十分です。
5wayスイッチも試されましたが問題ありません。
アメリカンクロスワイヤー系の配線を使用されていますので、こちらも良い選択です。
本日はここまでですが、経過は次回お伝えします。